商人として ⁂武器⁂

商人としての自然体「低・賞・感・微」

「低」

相手より先に、そして深く頭を下げる。

人間というものは、我を張り、優越感を持ちたがる。だがら商人ならば、相手に優越感を持たせよ。というわけである。儲けさせて頂く分、優越感ぐらい相手に持たせてあげる。

「賞」

褒めること。

どんな人でも良い所はある。だが一回褒めるだけでは、単なるお世辞になる。

少なくとも三回以上は褒める必要がある。

「感」

感謝の気持ちをもち、それを言葉や態度で表現すること。

「微」

微笑のこと。

いかに苦しくとも、商人は ‘‘笑売人‘‘ でなければならない。

商人は三つの「あ」を武器として努力せよ。

第一の「あ」  あし(足)

商人はズボンの尻を減らさず、クツの底を減らすものだと言われるが、書類や報告だけによらず、身体を運んで、目と耳と肉体で体験し、そこから解決の糸口や、判断の資料を掴む。

第二の「あ」  あたま(頭)

先輩や上司、知人に相談してチエを借りる。

第三の「あ」  あせ(汗)

問題解決のために、トコトン頑張りぬく。

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